ジャンル:探索型2DアクションRPG
プラットフォーム:PS4、Switch、XBOXOne、STEAM、(Android、iOS)
販売/開発:Game Source Entertainment (Japan) 、505Games (World)/ArtPlay
新しく出遭った敵を倒すことに、これほどまでに喜びを感じる2Dアクションが今まであっただろうか?
推し人:たわあ
どんなゲームなの?
迷宮内を自由に探索していく2Dアクション!倒した敵からは装備品はもちろん、アクションや特殊技能が手に入るので、できることや行ける場所がどんどん増えていく!
- 敵を倒してスキルをゲット!様々なアクションが楽しめる
- レベル上げ、装備やアイテム使用など様々な攻略法を許容する懐の広いゲーム性!
- 何度でも遊べる!ランダマイザーモードやキャラクター変更がスゴイ!
様々なアクションを駆使して迷宮を攻略
道中にいるすべての敵は固有のスキル“シャード”を一つ持っていて、倒すことでランダムにそれを手に入れる事が出来る!手に入れたシャードを装備をすることでアクションがドンドン増えていくので、攻略していてとても楽しい!気に入ったスキルは強化する事で特徴や威力が伸ばせるよ!
スキルには、手から火の玉や矢弾を射出したりといったオーソドックスなモノから、一緒に戦ってくれる使い魔を呼び出すファミリアスキル。それに加え、HPが自動的に回復したりするパッシブスキル的なものまであったりと様々な種類のモノが存在している。中には分身を作り出したり、自身の重力方向ををひっくり返すなどのとんでもスキルも!格ゲーだったら強キャラすぎて許されへんでほんま!
一度に装備できるシャードには限りがあるので、どれを装備しようか非常に悩ましい。主人公のミリアムさんったら…もう。本当に罪な女性です。
さらに、スキルだけではなく武器も数多く存在し、装備する事でアクションがガラッと変わるので色々と試してみたくなるのも本作の魅力の一つ。一部の特別な武器は格ゲー的な隠しコマンド(ストリートなファイターたち直伝のアレ)を入力する事で威力の高い攻撃を繰り出すことが出来たりと試行錯誤が面白い!どれだけ危険なブツを多数所持していたとしても、銃刀法違反には全く引っかからないので、目の前の敵に合わせて柔軟に対応していけ!
アクション一辺倒だけでなく、レベル上げやアイテム使用で難所突破も可能な懐の広さ!
ボス戦など突破できない難所があったとしても、レベルを上げたり装備を見直すといった基本的な事から、HPやMPの上限を増やすアイテムを探索で見つけたりと出来ることが必ずある!
本当に難しくてどうしようもなくなった時は、HP回復アイテムをこれでもかと持ち込んでバカ食いバカ飲みをかませば基本的に何とかなるけど…。アクションに自信ニキの俺らには回復アイテムなんて全く必要ないよね!甘えだよ甘え!
だがしかし、ミリアムさんのお食事ボイス「おいしーぃ♡」が超絶可愛いので、それを聴きたいが為に食事をするっていうのは仕方がない。仕方がないんだ。
クリア後も楽しめる要素が盛りだくさん!
本作には様々なモードが搭載されており、その一つ一つが非常に魅力的なものになっている。中でも、アイテムの入手場所や敵から手に入るシャード等をランダムに変更し、本編を最初からプレイする事が可能なランダマイザーモードは画期的。メトロイドヴァニアにありがちな、後半に手に入る有用な特殊技能が思う存分使えない!といったことを払拭する神システムだ!おかげで、どこぞの世紀末スポーツアクションリスペクトの瞬間移動ムーブが序盤から出来るようになったりとか胸熱すぎる。スキルや装備が違えばアクションも異なるというゲームシステムとの相性は本当にバッチリで、毎回新鮮に遊ぶことが出来る。飽き性な俺らにピッタリだね。
また、プレイアブルキャラクターを変えて本編を遊ぶこともできる。
もう一人の主人公でもある斬月さん。装備やシャードによるカスタマイズこそ出来ないものの、最初からコマンド技を豊富に持ち、エンチャントで火、氷、雷の異なるアクションを繰り出すことが出来る。壁や天井がある場所でさえあれば無限ジャンプも完備。動きも非常に速いので正に強くてニューゲーム状態!ただし回復アイテムが使えないという明確な弱点がある為、純粋にアクションゲームが楽しみたいというときにおススメ!
本編でボスとして登場しているブラッドレスちゃん。そのあまりの人気ぶりに、ついにアップデートでプレイアブルキャラクターにまで上り詰めてしまった!斬月さんと同じく装備の変更などは出来ないが、道中に置いてある血の燭台というアイテムを壊していくことでアクションが増えていく。また、MPの上限が自身の服の面積(自身の血でドレスが形作られているという設定)と比例し、オプションからゲーム全体の血の色を変更するとブラッドレス本人にも色の変化があったり、一定以下のMPになるとボイスも大幅に変わるなど凄まじい愛されぶりを発揮している。
やはり可愛いは大正義という事なんだね!
その他にも、本編で煮え湯を飲まされたボスたちを自分が操作してボスラッシュを繰り広げるというボスリベンジモードや8bit風にしたゲームを遊べる昔懐かしのクラシックモードなど遊び心が満載!至る所にプレイヤーを楽しませようという気概を感じる。
なんならミリアムさん急にジョジョ立ちし始めるし
敵や罠だらけの広大なマップを、徐々に増えていくアクションを駆使し網羅していく探索の楽しさと、経験値や装備品などを得てキャラクターをどんどん強くしていくRPGとしての楽しさを両立させたのが所謂メトロイドヴァニアというゲームジャンル。
このブラッドステインドは、そのメトロイドヴァニアというジャンルを生みだした五十嵐さん自らが、プロデューサーして舵を取ったゲームなのでそりゃあ面白くならないわけがない!メトロイドヴァニアというゲームジャンルをやった事がない人間も、どういったゲーム性なのかを知るための入門になり得る良作だ!とにかくやっとけ!