ジャンル:3Dアクション
プラットフォーム:STEAM、PS5、PS4
販売/開発:コーエーテクモゲームス
仁王、それは妖怪跋扈の戦国時代最強の侍
推し人:しろこ&たわあ
どんなゲームなの?
強力な敵を相手に、装備(ビルド)や陰陽術や忍術、そして、妖怪の力を駆使しながら攻略していく3Dアクション。最強の侍として戦国の頂点に君臨するゲームである。
- 装備を集め、様々なビルドを組むことで異なるアクションが楽しめる!
- 敵が奮ってくるパワーを、ものともせぬ行動で圧倒出来る!
敵の隙をついてチマチマ戦うのがなぁ・・・
敵が強すぎるのに対して主人公が弱い・・・
本家ソウルシリーズのパクリでしょ・・・
待て待て待て、馬鹿たれ!そんな事全然無い!
敵の隙なんていちいち伺わなくてもごり押せるビルド(戦法)も作れるし、敵の動きが強いのであればこちらもそれ以上に理不尽な動きをすれば良い。仁王は確かにパッと見はソウルライクだけども実際はハードアクションでもあるし、装備欲しさに延々と繰り返し遊んでさらに上の難易度に挑みたくなるようなハクスラなのだ。
仁王に登場する敵は強い。他のゲームと比べてもTOPレベルの実力者達だ。最初はそんな敵が理不尽の塊のような存在に思えるかもしれないが、仁王ではプレイヤー側も様々なアプローチで敵に理不尽を押し付ける事が可能!
装備の組み合わせを考えることで、最強格のボス相手にすら、ゴリ押せるビルドを組むことが出来る!
装備を整えるために戦いを繰り返し、より強い敵と戦い、そしてその敵をも雑魚扱いして蹂躙してこその仁王。
実は、仁王の敵には雑魚もボスもデバフ(能力低下)が普通に効く。それにより視覚を奪ったり、速度を低下させたりも可能。さらに炎や雷やられなどを2種類以上敵に与えると、防御力を激減させる事も出来る。
自身のプレイスタイルに合わせて装備(ビルド)を整えよう!
装備品にはたくさんの揃え効果がある。術の使用回数を消費しないようにしたり、相手のスタミナにダメージを与え、身動きを取れなくすることに特化したりと様々だ。妖怪の血を引く主人公は、条件が揃うと妖怪変化というスーパーサイヤ人化が出来るのだが、それを自在に使用可能にするためのビルドだって組める。まるでシステムの枷から外れたような存在となれるのだ。
「動きが遅くて退屈、敵の動きに合わせて攻撃するだけじゃん。」
馬鹿馬鹿、やってみてから文句を言え。プレイした事があってそう言っているなら、やれるテクニックをやってみてから言え!
仁王は非常に出来ることが多いアクションゲームだ。本作独自のテクニックを駆使することにより、自由自在に動き回る事が可能!
仁王では敵も自分と同様に気力(スタミナ)がある。気力が無い相手にはガンガン攻められるので、以下のテクニックで苛烈に攻めよう。気力があったりスーパーアーマーを持っている敵にも、華麗に避けて、華麗に攻めよう!
残心とは、攻撃後に行う事で気力を回復する行動・・・
と思いきや、攻撃後の硬直を消しすぐさま自分のやりたい技につなぐことが出来るテクニック。チャンス時はこれでド突きまわせ。
特技は本来、敵の特定攻撃をカウンターするための技なのだが、実は別の使い方も有る。特技は基本的にいつでも発動する事が可能なので、行動後の隙消しに使用出来るのだ。
さらに、道中で対峙した妖怪の魂を手にする事で、瞬時にその妖怪を呼び出すことが出来る妖怪技がアクションを奥深くする。妖怪技は専用のゲージを消費こそすれど、いつでも繰り出せるので自由度が非常に高い。
妖怪技にはコンボのつなぎとして使えるような動作の短いものや、無敵時間があり緊急回避に使えるもの、バフやデバフを撒けるものなどが種類が豊富にあるので最大限便利に使えば良い。さらに、妖怪技中は気力も回復するのでガンガン攻めていける。
ただの回避で満足しちゃいけない。回避の出始めには無敵があるが後半は無防備。そしてなによりスピード感がなく、敵の背後等のこちらが殴り続けられる場所に行くのが遅い。とにもかくにも遅い。
回避を納刀でキャンセルして有利にスピーディーに動け!
これは完全に余談だが、さらに敵に理不尽を与える方法がある。武器の刀と槍の下段横回避は無敵時間が長い。そこに足装備や装備の揃え効果で「回避の無敵時間延長」を付ける事により、回避納刀キャンセルが完全な無敵とガードの繰り返しになり、被ダメージが無くなるのだ。
敵の行動パターンを覚え、正統派の攻略により覇者となっても良し。
ビルドを固めて最強となっても良し。
このゲームならではのテクニックで圧倒しても良し。
ここで紹介したのは仁王2の一部の要素に過ぎない。
武器種も多様で1つの武器で様々な技を使用可能。
もちろん装備も妖怪技も自由に付けていける。
ボスの種類も数知れない。
是非自分の目で確かめ、新たな発見をし、新たなテクニックを生み出して楽しんで欲しい。
やり込むのであれば、ここで紹介した装備やテクニックを駆使しても歯ごたえが余りあるエンドコンテンツもある。
キャラクタークリエイションで自身の納得のいくまで、自分の半身となるキャラクターを作り続けるという遊びだって出来る。
さらに、仁王は野良とでもフレンドとでもマルチプレイが可能である。攻略のために使うもよし、他者を助けてあげても楽しめるだろう。
そう。仁王は懐の深いゲームなのだ。
そして、その先にあるのは素晴らしい報酬。
自分のスタイルで戦国の頂点に立ち、仁王となれ!